「親子の絆づくりプログラム」(愛称: BPプログラム)は、2つのプログラムの総称です。
「Baby Program」という通称で呼ばれている場合もあります。
ひとつは・・・ 「親子の絆づくりプログラム”赤ちゃんがきた!”」(愛称:BP1プログラム) で、初めて赤ちゃんを育てている母親と0歳児の赤ちゃんが一緒に参加するプログラムです。2010年11月に開催したKKI第23回フォーラムで発表されました。 以来、日本の全国各地に広がっています。 (参考: 「KKI子育て支援プログラムの実施状況と効果」ページ)
もうひとつは・・・ 「親子の絆づくりプログラム”きょうだいが生まれた!”」(愛称:BP2プログラム) で、2人目以上の赤ちゃんと母親が参加するプログラムです。2018年9月のKKI第26回フォーラムで発表され、実施の途に就いたばかりのプログラムです。
BPプログラムは・・・ 参加者中心型です。一方的に話を聞くのではなく、参加したお母さん同士が話し合うなかで、育児の知識やスキル、親の役割などを一緒に学び、深めていきます。
また、BPプログラムでは、気がつくといつの間にか参加したお母さん同士が仲良くなり、育児での悩みや疑問などをお互いに聞き合える関係になっています。そのようになれるように、プログラムが作成されています。
初めから一人前の親などいません。
ひとりで子どもを育ててゆくことはできません。
まわりからのサポートを受けながら赤ちゃんを育て、少しずつ親になっていくのです。
※BPプログラムは、専門家の個別対応が必要となるような深刻な問題をかかえるご家庭を対象にしたプログラムではありません。
BPプログラムの目的と役割

助け合える子育て仲間をつくる
・子育てを一人で頑張って孤立してしまうと、「不安」や「ストレス」の大きな原因となります。
・子育てをするお母さん同士が、育児の喜びや困ったこと、親としての迷いなどを一緒に話し合い、互いに助け合いながら子育てしていける仲間と出会う場になります。
子育てに必要な知識を学ぶ
・子どもの心身の発達の仕方やその発達段階で、どのように子どもに接していったらいいのかなどを学び、焦らず、完璧を求めない子育て、そして「思春期から花ひらく子育て」を目指して学習します。
"親子の絆"を深め、子どもの心に”心の安定根をはぐくむ”
・乳幼児期に親子の絆を深めることはとても重要です。というのは、この時期に、愛され、守られているという 「親子の絆」を赤ちゃんが感じながら育つことで、赤ちゃんの心に "心の安定根" がはぐくまれるからです。そして、その"心の安定根" は、子どもが思春期を乗り越え、社会の中で自立していくためのエネルギーの源になります。乳幼児期にはぐくまれる "心の安定根" は、親が子どもに贈ることができる「一生の宝物」なのです。
心身ともに健康な子どもを育てることと、親の子育て人生を支援すること
・現代は、子どもを生み育てるという人生を皆が生きるわけではありません。子どもを生み育てる人生を生きる方々が、自分の人生を振り返り、「子どもを生み育てて、良かったなぁ」と思えるように、親の人生を支援します。
プログラムの具体的内容は 「BP1プログラムについて 」 および 「BP2プログラムについて 」
をご覧ください。


起き上がり小法師(こぼし)は、約400年もの昔から会津で親しまれてきた民芸品で、転んでも起き上がる赤ちゃんをかたどったお人形です。会津では、家族が増え、家が繁盛することを願って家族の人数よりひとつ多く買い求めるのが習慣となっている縁起もの。
私達は、子どもたちがこの起き上がりこぼしのように倒れても倒れても起き上がる強い人に育っていくことを願っています。
"BPファシリテーター" ってなに? 「BPファシリテーターとは」
|