BPファシリテーターは、「親子の絆づくりプログラム」 (BPプログラム)を決められた実施計画に基づいて企画し、実施する人のことです。
「親子の絆づくりプログラム"きょうだいが生まれた!" (BP2プログラム)」の登場に伴い、「親子の絆づくりプログラム”赤ちゃんがきた!”」 (BP1プログラム)を企画・運営するファシリテーターを BP1ファシリテーター、BP2プロクラムを企画・運営するファシリテーターを BP2ファシリテーターと言い、両ファシリテーターを総称してBPファシリテーターと呼びます。
BPファシリテーターは、BPファシリテーター養成講座を修了した後、BPJ資格認定機構の審査に合格し、認定を受けている、保育士、保健師、臨床心理士、ソーシャルワーカーなどの専門職、および子育て支援にかかわっている女性の皆さんです。
BPファシリテーターに求められる力
居心地のいい場をつくる力
子どもを育てている母親を対象としているプログラムなので、子どもたちを連れて会場に来るだけでも大変なことです。「赤ちゃんを連れてでも行きたい」と思ってもらえるような、居心地が良く、安全に安心して参加できる、あたたかい場づくりが求められます。
つなぐ力
BPプログラムでは、「ピアレビューができる仲間づくり」を大きな目標としている。参加者どうしがお互いを理解し、わからないことや迷うことなどを気軽に相談しあえるような関係が築けるように、プロクラムを進めることが求められます。また、必要に応じて参加者を集いの広場や各種相談機関につなげることもファシリテーターの役割になります。
引き出す力
人の人格は多面的なものです。人は置かれた環境により、その人の人格のある面が前面に出てきます。BPプロクラムのような参加者中心型のプロクラムでは、本人も今まで気づかなかったような自分自身の良い面が引き出されることがことがあります。ファシリテーターは、プロクラムを通して、その人の良い面がより多く発揮できるようにプロクラムを進めることが求められます。
安心・安全に配慮する力
0歳の赤ちゃんが一緒に参加するプログラムのため、安心・安全への細心の注意が必要です。会場の安全面、衛生面、赤ちゃんに必要な備品などを考え、準備することが求められます。大変ですが、これらの事前準備によって、当日のプログラムを落ち着いて実施することが可能となり、不要な混乱や事故等を未然に防ぐことができます。
スムーズに進行する力
BPプログラムの五部構成になっています。その中では、チェックインから始まり、「赤ちゃんとのふれあいタイム」 「アイスブレーク」「テーマに関する話し合い」 「DVDの視聴」 「話し合い」「テキストから学ぶ」「結び」など異なるいくつかのワークをしなければなりません。そのため、ファシリテーターは、前後のワークのつながりと目的などをしっかり理解して、ひとつのまとまりあるプログラムとしてスムーズに進行することが必要となります。また、プログラムのスムーズな進行には、使用する機器類を熟知したり、当日の細かいイメージトレーニングを行うなどの事前準備が重要となります。
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